ペルとビックの美と健康みーてぃんぐvol.10「着圧ソックスの選び方」
こんにちは!水戸市骨盤矯正専門院 永楽整体院です
今日も院内の住人がお話しているみたいですよ、、、!
V「ねえペル、先生と患者さんのお話を聞いていてずっと気になっていた事があるんだけど、、、」
P「どんなことが気になっているの?」
V「よく女性がはいている、着圧ソックスってどんなものなのかな。むくみが気になる人が使っていることが多いみたいだけど」
P「着圧ソックスはその名の通り、脚に圧をかける靴下とかタイツみたいなものだよ!腿から足首にかけて圧が強くなる構造のタイプがおおくて、これを履いているだけで脚が疲れにくくなったり、むくみが起こりにくかったり、嬉しい効果がたくさん得られるアイテムだよ。むくみが重度な妊婦さんがお医者さんから処方されたりするストッキングも着圧ソックスの1つなんだよ。」
V「医療用の弾性ストッキングって重度のむくみとか静脈瘤の対策として処方されるんだよね!」
P「ビック、よく知っているね。医療の現場で使われる弾性ストッキングは圧の強さが20〜50mmHg(ミリマーキュリー)、糸の太さが280デニールもある強力なもので、症状によって圧や糸の太さを使い分けているんだよ。」
V「勉強になるな〜。ちなみに、そのミリマーキュリーの数値が大きい程、圧が強いってことでいいんだよね?」
P「そうそう。圧を表す単位は2種類あって、①mmHg(ミリマーキュリー)②hPa(ヘクトパスカル)という表記をするんだけど、どちらも数値が大きいほど圧が強いという意味だよ♪」
V「ヘクトパスカルは聞いた事あるけど、ミリマーキュリーっていう単位は初めて聞いたよ。医療用の着圧ストッキングと比べて、市販の着圧ソックスはどのくらいの圧の強さなの?」
P「市販のものでは、15〜30mmHgくらいの製品が多いよ!」
V「そうなんだ。。。圧が強ければ強い程良い効果が得られそうだから、ぼくだったらできるだけ強い圧のソックスを選ぶと思うなあ。」
P「そういう気持ちも分かるけど、こういうものは強すぎも逆に身体に負担になってしまうんだよ。」
V「ガーン!強力な方が脚もむくまなそうだし、疲れにくいのかと。。。」
P「圧力が強いソックスを長時間履き続けると、逆に血行不良が起こってしまうリスクが高まるんだよ。特に、30mmHg以上のものを長時間履き続けると、動脈閉塞を引き起こす場合もあるんだって。あとは、ぶつけていなくてもいつの間にか痣ができてしまったりするみたいだよ。」
V「強すぎるといろいろなトラブルが起きやすいんだ!じゃあ自分に合った圧のソックスを正しく使用しないとね!」
P「正解!日常生活でのむくみ対策としては、弱圧(15〜20mmHg)・中圧(20〜30mmHg)で充分効果が得られるんだよ。」
V「よく、夜に履いて寝るっていう声を聞くけど、同じ圧のソックスで良いの?」
P「結論から言うと、着圧ソックスは日中履いて、夜は履かないで寝るのがベストなんだよ。日中は重力の作用で脚に水分が溜まってしまうけど、寝ている間は身体にかかる重力が均一だから、余分な水分は自然と回収されるしくみになっているからね。夜に履く場合は20mmHg以下の優しい圧のソックスをチョイスしてほしいな。」
V「履くときの状況で使い分けする必要があるんだね。」
P「まさにその通り!今回はこの3つをぜひ覚えてね〜。」
- 着圧ソックスを選ぶときには弱圧〜中圧を目安にしよう
- 圧力が高いものほど着用時間を短くするべし
- 夜に履いて寝る場合は20mmHg以下に設計されたソックスにしよう
今回の合言葉⇨『着圧ソックスは圧を確認して選ぼう』